当協議会は、東日本大震災における救援活動を踏まえ2013年に設立されました。当初は、燃料供給の重要性を訴えて活動して参りましたが、いざというときには、共助の仕組みがより重要であると考えるようになりました。例えば、私のふるさとである中東北は、地図上では「東北のヘソ」というべき中心付近に位置し、4市町(宮城県栗原市、登米市、岩手県一関市・平泉町)が県境を越え相互に協力することで様々な事業において顕著な成果をあげています。

日本は地域毎に自然資本に恵まれ、人と自然との繋がりを大切にし、安心で豊かな暮らしを営んできました。そこには各地で共助の仕組みが出来ていました。皆さんの故郷は(かつては)そうではなかったでしょうか。東日本大震災でも、共助の仕組みが残っていたからこそ甚大な被害を乗り越えてくることができました。
しかし、地域がもつそうした仕組みは時代とともに崩れつつあります。

当協議会では、ふるさとの原型の意義を問い、地域コミュニティのあるべき姿を描き、災害や感染症が発生しても生き抜く仕組みを再構築したいと思います。当協議会では、これを「ふるさとBCP」と呼び、ロゴの形が表すように、人と人、場所と場所をつなぎ、企業と地域が協力し、暮らしを守るための戦略や具体的対応策を推進します。「自助」「共助」「公助」の連携の輪を広げ、しらす国づくりに取り組んで参ります。

一般社団法人全国BCP協議会 代表理事 村井秀明

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